森林保全活動

克念社は、保有する広大な森林を保全管理しています。
新潟県と山形県全体で767ha(774町歩)。東京ドーム167個分の広さです。

山林の整備事業は民間事業者に委託し、適期にある杉を伐採し木材資源として活用しています。そしてそこに、また苗木を植え循環させることを継続して行っています。加えて苗木の成長を促すために、林道を整備し下刈りを行う管理作業も1年を通して行っています。

山林を活用した地球環境の保全は、当法人の公益目的事業の1つに位置付けられています。


「子どもたちにいい形で森と出会ってもらいたい」という思いから始まった「森林プログラム」。親子で森林を探検しよう、という声掛けで2015年春から始まり、11年目となります。開催当初は、主催がNPO法人 公益のふるさと創り鶴岡、共催を公益財団法人 克念社で行っていました。現在は克念社が主催し、有限会社 グリーンサービス羽越様の協力で実施されています。

2024年秋のプログラムでは、藤沢の森で人工林の植物観察や、林業のお仕事を見学。お昼は青空の下で美味しいきのこ汁とおにぎり弁当などをいただきました。 
午後はケヤキの森に移動し、アナグマの巣穴を探索、どんぐり拾い、苗木ポットを作製しました。

これらの活動を通し、人工林と広葉樹林の植物や管理が違うことを意識できたかと思います。


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